服部緑地で犬と散歩する前に確認したいこと
カテゴリー:犬との暮らし
服部緑地は犬と屋外を歩く候補になりますが、広い園内であっても犬を自由に走らせる場所として利用できるわけではありません。散歩中はリードの長さと持ち方に決まりがあり、公園内にはペットを連れて入れない施設もあります。行き先を決めるときは、「園内をリードで歩けること」と「施設内へ犬と入れること」を分けて考えると、当日にコースを変更する場面を減らせます。
園内では2m以内のリードを手に持って歩く
服部緑地では、犬の放し飼いが園内全域で禁止されています。犬には2m以内のリードを付け、飼い主が手に持って散歩することが案内されています。リードを着けていても、長く伸ばして犬との距離が2mを超える使い方は、この条件に合いません。排せつ物は持ち帰ることも利用上のルールです。
広場や園路は犬専用ではなく、歩行者、子ども、自転車なども利用する場所です。人や犬を見て急に引っ張りやすい場合は、にぎやかな場所を横切るより、周囲を見渡して距離を取りやすい園路を選ぶほうが歩きやすいでしょう。これは公園が指定する散歩コースではありませんが、短いリードで犬を管理するというルールから考えた選び方です。犬が落ち着かなくなったら、先へ進むことにこだわらず、混雑の少ない方向へ戻れるようにしておくと安心です。
写真撮影や休憩で立ち止まるときも、リードは手から離さず、通行の妨げになりにくい位置を選びます。犬がほかの利用者の足元へ急に近づかないようにし、犬同士を近づける際も相手の飼い主の意向や犬の反応を優先しましょう。散歩の距離を決めていても、その日の犬の様子や園内の混雑に合わせて短く切り上げる判断が必要です。
- リードは2m以内に保ち、飼い主が手に持つ
- ノーリードや、2mを超える長さでのリード利用はしない
- 排せつ物を持ち帰れるよう、必要な用品を準備する
- 混雑や犬の興奮が見られたら、距離を取れる場所へ移動する
犬を連れて入れない都市緑化植物園に注意
園内にある服部緑地都市緑化植物園は、盲導犬・聴導犬・介助犬などの補助犬を除き、犬や猫などのペットを連れて入園できません。公園内にあるため、通常の散歩エリアの延長のように感じるかもしれませんが、植物園の門内は犬連れのコースから外しましょう。花や樹木を見ながら散歩したい場合も、植物園への入園を前提にした計画にはしないことが大切です。
また、公園の利用案内では、池の柵内への立ち入りも禁止されています。犬を水辺へ近づけるために柵内へ入ることはできません。暑さや犬の疲れが気になる日は、水辺を目当てに散歩を延ばすのではなく、犬の呼吸や歩く速さを見ながら、無理のない距離で切り上げましょう。
植物園以外の有料施設や飲食店、スポーツ施設については、今回確認した公式の園内案内では、犬同伴の可否が一律に示されていませんでした。公園内を散歩できることを理由に、建物内や店舗内にも入れるとは判断できません。散歩の途中で利用したい施設がある場合は、犬同伴可と明示されている利用先だけを予定に入れるのが安全です。
ドッグランではなく、リード散歩向きと考える
確認できた公式の園内施設一覧には、常設ドッグランの案内は見当たりませんでした。このため、ノーリードで走らせることや、柵で区切られた場所で犬同士を遊ばせることを主な目的にする場合、服部緑地だけで希望を満たせるとは考えないほうがよいでしょう。犬連れの催しが案内されることがあっても、それは常設のノーリード利用区画があることとは別です。
一方、犬と一緒に緑を見ながら歩くことが目的なら、候補にしやすい公園です。東中央広場、西中央広場のほか、園内には松林や原っぱなどが案内されています。ただし、どの広場も犬だけの場所ではありません。休日や催しのある日は、広場で長く過ごすことより、犬の様子を見ながら歩ける場所を選び、必要なら短時間で帰れる計画にするほうが、ほかの利用者とも距離を保ちやすくなります。
駅側と駐車場から散歩の起点を決める
電車では、北大阪急行の緑地公園駅から東中央広場まで徒歩約5分、阪急曽根駅から西中央広場まで徒歩約20分と案内されています。短時間の散歩なら、駅から近い東側を起点にすると移動の負担を抑えやすいでしょう。歩きたい場所が西側の場合は、曽根駅からの徒歩時間も含めて、犬の体力や気温に合わせて考える必要があります。
車の場合、普通車用として第1から第4までの駐車場が案内されています。掲載台数は合計697台ですが、この台数は2024年7月時点の情報です。また、春・秋の繁忙期には満車となる場合があるとされています。駐車場の数だけで入りやすいと決めず、散歩したいエリアと駐車場所の位置関係を先に見ておくとよいでしょう。満車時や混雑時に備え、犬を車内で長く待たせる前提にせず、散歩を短縮する、日を改めるといった選択肢も用意しておくと安心です。
服部緑地を散歩先に選ぶ際の基本は、2m以内のリードを手に持つこと、都市緑化植物園には入らないこと、施設利用は犬同伴可の表示がある場合に限って考えることです。リードを保った散歩を楽しみたい飼い主には検討しやすい一方、自由運動や施設内での滞在を中心にしたい場合は、目的に合う設備のある別の場所もあわせて検討するとよいでしょう。
参考情報
- https://hattori-ryokuchi.com/guide/arboretum/guide_access/
- https://hattori-ryokuchi.com/%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E5%9C%92%E5%86%85%E6%95%A3%E6%AD%A9%E3%83%9E%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%A6/
- https://hattori-ryokuchi.com/onegai/
- https://hattori-ryokuchi.com/guide/
- https://hattori-ryokuchi.com/access/